前回は活きガニの茹で方を記事にしましたが今回冷凍ボイルカニを美味しく食べる方法をご紹介します。
【冷凍ボイルカニとは】
産地で取れたカニを1度ボイルし、その後冷凍したカニです。
すぐに茹で上がったカニを冷凍することによって鮮度と旨みを閉じ込めることができ、さらに長期保存できるメリットがあります。
冷凍ボイルカニの解凍のやり方
ここでは冷凍ボイルカニの正しい解凍のやり方をご紹介します。
間違った解凍のやり方をしてしまうと身が水っぽくなったり、旨みが流れ出る原因になってしまいます。
また、その日にすべて食べられる分だけ解凍しましょう。食べきれずにまた冷凍してしまうとカニの質が落ちてしまいます。
カニを冷蔵庫で自然解凍する
冷凍ボイルカニは時間をかけてゆっくり冷蔵庫内で自然解凍することがポイントになります。
①カニの表面の氷を取る
カニの表面に付いている薄氷を水道水で素早く取ります。
薄氷が取れたらキッチンペーパーで水気をふき取ります。
②深めのボウルや器に入れる
深めのボウルにカニを入れたら乾燥を防ぐために塩水で湿らせたキッチンペーパーをカニに被せて、その上からラップします。
その際解凍された水分がボウルに溜まるので、随時捨てるようにしましょう。
カニの部位 | 解凍時間目安 |
タラバガニ(姿) | 24時間 |
ズワイガニ(姿)/毛ガニ(姿) | 18時間 |
タラバガニ(脚) | 22時間 |
ズワイガニ(脚) | 12時間 |
*サイズによって多少の解凍時間は異なります。
このやり方が冷凍ボイルガニを美味しく食べるための解凍の方法です。自然解凍を心がけましょう!
カニを流水解凍する
そんなに解凍するまで待てないという人は、流水解凍がおすすめです。
カニの大きさにもよりますが30分程で旨みを逃がすことなく解凍できます。
①ビニール袋にカニを入れる
カニに直接水がかからないように大きめのビニール袋にまるまるカニを入れ先を結びます。
②ボウルに水を張る
水を張ったボウルにビニール袋に入ったカニを入れ、その上から水を流しておきます。
冷凍ボイルカニの美味しい食べ方
解凍が済んだら調理いらずで、すぐにでも食べれるのが冷凍ボイルガニのメリットでもあります。
どのような料理に向いているのでしょうか?
①そのまま食べる
冷凍ボイルガニを1番美味しく食べる方法はそのまま食べることです。
専門のプロが塩加減や茹で時間を計算し、一気に冷凍しているので鮮度や旨みは閉じ込められています。
まずは何も付けずに味わいましょう。
②カニ鍋や焼きカニ
カニ鍋や焼きカニでも美味しく食べれますが、冷凍ボイルカニではすでに火が通っているため加熱しすぎないように注意してください。
カニ鍋に入れる場合はひと煮立ちするころに入れれば十分、焼きカニの場合は軽く温めるぐらいで十分です。
どちらも過熱しすぎると身がボソボソしてしまい美味しくなくなります。
③他の料理
カニの身をいろいろな料理に加えることで風味豊かな美味しい料理へと早変わりさせることができます。
・パスタ
・グラタン
・チャーハン
などに加えてみるのもアリです。美味しいのでぜひチャレンジしてみてください。
この記事のまとめ
今回は冷凍ボイルカニの解凍のやり方と美味しい食べ方についてご紹介しました。
冷凍ボイルカニの解凍は意外と簡単そうに見えて、注意点が多いものです。
今まで間違った解凍方法をしていた人はこの機会に正しい冷凍ボイルカニの解凍のやり方をマスターしてみてください。
さらに美味しく食べれることでしょう。
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