今回は初心者向けの簡単ズワイガニのむき方・さばき方についてです。
まるまる1尾のズワイガニを買ったり、貰ったりしたけどどうやってむいたり・さばいたりしていいか初めての人はわからないですよね?
下手にズワイガニをさばいたり、むいたりすると身が崩れたり、食べれる部分まで捨てる羽目になってしまってもったいないです。
そこでわかりやすく画像付きで丁寧にご紹介していきます。
・いつも処理不要のむき身や解体してあるカニのみ食べて生きてきた人
・「包丁なんて中学校の家庭科の授業で握っただけだよー」という人
・ズワイガニを美味しく食べたい人
私は初めてさばく時、携帯でYouTubeの解説動画を見ながらやったのですが巻き戻す度に携帯を触るものだから携帯がカニ臭くなってしまって大変でした。
また、この記事を書くために手を止めて写真を何枚も撮ったので、これまた携帯がカニ臭くなってしまいました。
私事は置いといて早速本題に取り掛かります。
ズワイガニのさばき方の作業工程
①ズワイガニの解体
②ズワイガニの身の取り出し方
ズワイガニは迫力があって難しそう...と思うかもしれませんがコツをつかめば簡単にすぐできます。
【用意するもの】
・キッチンバサミ(カニバサミ)
・軍手(あると便利)
・新聞紙(あると便利)
・ズワイガニ(無いとさばけません)
カニは固く初心者にはケガの原因になってしまいそうですので今回はキッチンバサミ(カニバサミ)で進めていきます。
カニのとげが刺さると痛いので軍手があれば便利です。
ズワイガニの解体
早速解体していきます。初めての人は緊張すると思いますが手順通りにやれば大丈夫です。
①ズワイガニの足を切り離す
上記の赤丸のズワイガニの足の付け根の柔らかい関節にハサミをいれていきます。
関節部分は柔らかく切りやすいです。固くて切りづらかったら少しづつ切り込みを入れて切ってください。
②ズワイガニのふんどしを外す
裏面に向け上記の赤丸の三角形がふんどしと呼ばれる部分になります。
親指をいれて取り外していきます。
③ズワイガニの甲羅を外す
ふんどしを外した部分にできた穴と甲羅の付け根を手に持ち甲羅を外していきます。
その時に胴に残っているカニみそをスプーンで取りましょう。
④ズワイガニのエラを外す
左右に何本か付いている「ガニ」と呼ばれるエラを外していきます。この部分は食べれません。
最初は触った感触や見た目で「うわー」となってしまう人もいますが、美味しいカニまでもう少しなので我慢です。
カニバサミで付け根から切っていきます。すべて取れたらズワイガニの解体は終わりです
ズワイガニの胴から身を取り出す
上記の画像のように胴を真ん中からハサミを入れて2つにします。
切った断面はこんな感じです。次は画像の赤線の部分にカニバサミを入れて2つにしていきます。
包丁でやってもいいですがグラグラ動いて危険ですのでカニバサミをおすすめします。
分解すると4つのパーツになります。足より身が柔らかくて美味しいですよ。
ズワイガニの足から身を取り出す
次はお待ちかね、足から身を取り出していきます。
いろいろやり方はありますが今回はカニしゃぶ用とスタンダードなやり方で紹介します。
用途によって使い分けてください。
カニしゃぶ用の殻の取り方
関節より少し甲羅より(関節から1センチぐらい)にカニバサミを軽くいれます。
この時、身まで切り落とさず軽く殻に切り込みを付けるぐらいです。
足先をポキッと割って引っ張り出したら完成です。
スタンダードなやり方
ズワイガニの足の付け根の方からハサミをいれていきます。
開くとこんな感じです。反対側もカニバサミで切って殻を外します。
後は中からズワイガニの身を取り出してお召し上がりください。
この記事のまとめ
今回はズワイガニのさばき方・むき方についてご紹介しました。
自分で解体してみるのも面白いもので、よく聞く【人はカニを食べる時無口になる】というのはズワイガニを解体している時も同じ事が言えるでしょう!
さて、気になった人もいるかもしれませんが今回使ったズワイガニは、とあるカニ通販で購入したもので、色合いが悪く鮮度も良くないので「失敗」と言えるでしょう。
もし通販でカニを購入する場合失敗しないためにもよく調べてから購入することをおすすめします。